覚悟を決めてさぼってるおっちゃんたちが見える場所

駅のホームから、こんなビジュアルが見えて、駅でおっさんが「いいなあ…」と釣り堀を眺めている光景でおなじみの、市ヶ谷駅前の釣り堀。
本当は、仕事しているおじさんは皆、さぼりたいのだ。だが、決意をちゃんとできる人はそう多くはない。ここには、覚悟を決めてさぼっているおっちゃんたちがいる場所だ。
市ヶ谷フィッシュセンター
市ヶ谷フィッシュセンターという、昔からある釣り堀だが、ここは土地占拠的には、隣駅の某カフェと並んでグレーゾーン。お堀の上だからね。まあ戦中戦後はいい加減な土地管理だったのだろうから、元々はOKであって途中からちゃんとしてきてグレーになってしまったのだと勝手に思うことにする。
市ヶ谷フィッシュセンター
いやー、いいね。こんな都心の駅前でこんなに遊べるところはないぞ。
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入場料金表など詳しい説明もあるけど、ミニフィッシングというのもあるみたいだ。

水草・亀・熱帯魚も売っている


市ヶ谷フィッシュセンター 事務所建物
こんな事務所があってそこで管理しているわけだが、同じ建物の左側入り口には次の写真の通り「熱帯魚店」がある。
市ヶ谷の熱帯魚店
熱帯魚といえば2011年の「東日本大震災」で、節電・停電の流れの関係で一度飼わなくなってしまった人が多いので心配だ。だが、ここは心配ご無用。熱帯魚店は、別のことにも活路を見出していたようだ。

植木も売っている


植木 市ヶ谷
また、ここで「おさぼり」するような自由な皆さんの大好きな「植木」がここに来るまでのアプローチを彩っている。魚釣り→熱帯魚→植木、と3連コンボでおっさんホイホイしてるぞ。ここは確か釣った魚は持って帰れなかったと思うので、手が寂しい時は植木鉢を持ち帰り、花を愛でるというおっさんのかわいい一面すら見えてくるこの市ヶ谷駅前のパラダイス的な空間なのだ。
この向かいにあるソニー・ミュージックの人たちもさぼりたいのだろうけれど、目の前すぎてなかなか行きづらそう。だが、生活レベルが違うからここまでは降りてこないのかな。